自分らしく生きたい

自分の体験が誰かの生活のヒントになったらいいなと思います

憎き月経前症候群 気分の波をなんとかしたい 今日の調子

 


はじめに

 

今年7月に上京し、人生初の一人暮らしを謳歌している23歳です。

 

月経前症候群を少しでも克服するために、その日の調子を振り返った日記をつけています。

 

自分の身体と心をもっと理解したいです。

 

 

 

 

12月8日 木曜日

 


今日はバイトの日。昨晩は呑気に朝方まで起きていたにもかかわらず、リミットの9時半にパチリと目を覚ます。やけに目覚めのいい朝である。おそらく生理に影響されない奇跡の1週間がきたのだろう。

 

今日まで耐えてきた、あの瞼が重く頭にどっしりと重い霧がかかるような、どうにもこうにも起きれる気がしない忌々しい朝たちを思い返して(寝不足ではない。そんな時ほど7時間から多いと9時間ほど寝ている。)拍子抜けする。私という人間は怠惰でも夜行性でもなんでもない。生理前・生理中・生理後でさえなければこんなにも目覚めがいいのだ。・・・つまり月の4分の3はほとんど不調と戦っているのであるから絶望的であると言えるのだが。

 


自室に戻るため一旦外へ出る。中庭に注ぐ眩しい朝日を見ると瞬時に美しいと感じる。チラリと覗く爽やかな青空に心が躍る。足取りも軽い。呼吸も楽だ。まさしく健康であることを、これこそが健康であることを確信する。

 


目覚めたのが9時半、出かけるのが10時半、その間にまず朝ごはん(冷やご飯を温めたものとインスタントのなめこ味噌汁、作り置きのレンコンサラダ、紅茶)を食べ、なんと洗濯を回し、流れるように着替え、メイク、歯磨きを終え、なんとお弁当作り(レンチンでもやしと小松菜のおひたしを作った)をはじめる。手早く荷物を整え、用意周到充電済みのサーキュレーターをロフトで回す。最後に洗濯をテキパキと干し、軽く部屋を整えて早足で出かける。なんという行動力。素早い判断力。これが本来の力?生理がなければいつもこのくらいできるのだろうか。例えば生理中が抑圧の状態であるとしたら、今日という日はこれまで蓄積されてきたエネルギーの解放の日である。何もかもうまくいかなかったものが、突然何もかもうまくいく。否応なしに訪れる波に、抑圧と解放を繰り返す。未だ抗うことも流されることも出来ず。

 


などと文章を書きながらバイト中の時間を過ごす。

 

 

 

 

 

飛んで12月16日(金)

 

 


目が覚めたのは11時37分。今日は○○バイトの日。本来ならば11時半出勤の12時オープンである。しまった。完全に遅刻である。

 


いやしかし、どう考えても寝過ぎだ。昨晩は寝不足8時間勤務をぶちかました挙句、瀕死状態で帰宅。(以下昨日の回想) その日の朝、予定より20分ほど早い時間に勇佑が部屋に来て様子を伺ってくれたおかげで目が覚めて、起床。何を思ったのか遅刻覚悟で洗濯を回し始める。案の定遅刻して出勤。(30分で洗濯が終わるはずの洗濯機が50分もかかった。持て余した20分は横になって瞑想して過ごす。この20分がなければ遅刻しなかったのだが…)

 

そんなこんなで帰宅してからは、ありがたいことに明日明後日のバイトの際に着るインナーを洗濯することができた今朝の自分の頑張りに感謝しながら冷え切った服たちを部屋に取り込み、晩ご飯の二日目のカレーを火にかける。温めたやや多めの冷やご飯にこれでもかというほどにルーをかけて爆食いする。

 

その後、締め切り前1週間となり絵に張り付いている勇佑の元に赴き、ロフトで1時間ほど眠る。手足が冷え切っていた。勇佑の部屋は暖房がよく効いているからお風呂に入る代わりに温まりに行ったようなものだ。しかし暖房が効きすぎて寝苦しく、目が覚めてしまうと自分の布団が恋しくなり、自室へ戻る。

 

トイレに行き、水を飲み、23時もう一度就寝。このとき目覚ましをセットしておくべきだった。流石に早く寝たのだから自然と朝早く目が覚めるだろうと自分の本能を過信した。まさか次に目覚めるのがお昼の12時近くなるとは思わなかった。(目覚め際、従姉妹たちとショッピングモールでお買い物する夢を見ていた。はるがゲーミングチェアを買っていた)

 


最近13時起床がルーティーンになっていたから、一応12時前でよかった。が、大遅刻である。この前より断然遅刻である。しかも、14時間も寝たのに、目覚めはあまりよろしくない。もっと寝たい。布団が暖かくて快適すぎる。つまるところ部屋がとても寒い。特に下界は冷気に満ちている。奮発しいて買ったお気に入りのハニカムシェードが有能すぎて部屋が実際の時刻に全く見合わず暗すぎるのも、寝過ごすことになった大きな原因だ。あまりにも眠る環境が整いすぎているのだ。明日からなるべくシェードを採光モードに開けて眠ろう。朝日とともに徐々に、自然に目を覚ます作戦だ。

 


快適すぎる寝床から渋々抜け出す。シェードを開けて寝ぼけた体に朝を知らせる。気休め程度に暖房をつけて、顔を洗う。この朝の冷え込み、なんとかならないものか。タイマーをセットして朝部屋が暖かい状態にしておこうか。人間ってこんなにも脆弱なものなのか?つくづく、あれこれお膳立てしなければ社会に適応していくことがことができない自分の繊細さが嫌になる。とにかく、最近は寝坊してばかりだ。流石に遅刻しますと頻繁に連絡を入れすぎて(今月になり3度目になる)連絡を入れるのが億劫なのだが、もし事務所に社員さんがいる日だったら連絡も入れずに遅刻して堂々と出勤するのはかなり気まずいから、正直に寝坊したむねをメッセージに入れて早足で出勤する。

 


もちろん風呂には入れていない。一昨日の夕方に美容室で髪を切って洗ってもらったままだ。トリートメントと最後にヘアアイロンを念入りにしていただいた効果が継続中で、やけに艶髪(根本は少しべたつきあり)サラサラストレートヘアである。慌てていたがコンビニでバタースコッチのパンとオニオンコーンの惣菜パン(細長い長方形のもの)と、忘れずに歯ブラシ、歯磨き粉を購入。朝歯磨きができないまま一日を過ごす、ましてやその状態で仕事をするのはつらい。不快感で時間が経つのがやけに遅くなる、集中力に欠ける、あの地獄は避けたい。

 


ラッキーなことに今日は平日にも関わらず事務所に社員さんはおらず、一人営業。最高。素早く出勤打刻、オープンのSNS投稿、パンをかじりケトルでお湯を沸かしながら予備金の確認。店内の商品等にひととおり目を通す。陳列に歪みがあれば直す。お客さんにちゃんと仕事してないのって、まあまあバレるから、新商品を把握したり、位置など変わっているものがないか軽く見ておく。前だしも軽くしておく。歯を磨き、トイレに行く。その間お客さんも来ず、社員さんもこず、本当に運のいい日だった。トイレの汚れが目立ったので、素早くトイレ掃除をする。ここまで小一時間、ほっと一息ついた頃に、お客さん1号がいらっしゃる。

 


14時ごろまでに複数お客さんがいらっしゃったので、今日は忙しい方なのかと思ったがそのご閉店まで誰も来ず。15時半、オニオンのパンをトースターで温めて食べる。美味しい。主に動画編集をし時間をつぶす。17時12分退勤。

 


まるで昨日の自分を見ているかのような、寝不足の瀕死状態のまま19時までの××勤務をこなす勇佑からSOSが来ていたため迎えに行こうかとも思ったのだが、なんだか外の空気が凍えるような寒さに感じたのもあり諦めて帰宅。途中セブンで冷凍の讃岐うどん2食入りを購入。今晩はカレーうどんにする。

 


帰宅したものの、朝の惨状の形状を保ったまま(正確には昨晩帰宅し食事をとった時のまま)の室内に軽く言葉を失う。幸いよく寝た身であるので凪の気持ちでまず軽く部屋を整頓する。いや、よく寝たにしては、あまり体調がよろしくないような。何をしようか、よく寝た脳にしてははっきりとイメージが浮かばない。頭皮の不快感が優ったのでそれからはまずお風呂に入ることにする。湯船に浸かると思いのほか足はもちろん体全体が冷えていることに気づく。

 


あまり長湯する気分でもなかったので小一時間で風呂を上がる。髪を乾かしながら湯を注いだ3日目のカレールーを火にかける。昆布の顆粒だしと、一昨日美容室の帰りに初めて入った八百屋で安く手に入れた椎茸と、昨日から残しておいた少量の肉と、冷凍うどん、カット乾燥わかめを投入し、手早くカレーうどんをこしらえる。

 


食事を取り終え、同じく昨晩の形状を保ったままの煩雑な洗い物に手をつける。凪の気持ちである。洗い終えた頃に勇佑が部屋にやってきた。お疲れの赤ちゃんがえり甘えモードである。頭を撫で偉いね疲れたねと声をかける。りんごをむき、一緒に食べる。耳掃除などしてあげる。ロフトでのり塩ポテチを食べながらアニメを見る。背中など掻いてあげる。アニメを小休憩した間に寝落ち。小一時間寝て目が覚める。なんだか眠い。昨晩から今朝にかけてあんなに寝たのに眠い。おそらく生理前の1週間に差し掛かったのであろう。

 


22時。布団から抜け出して机に向かってみたものの、やりたいことも、何かするイメージもわかず、諦めてもう一度寝ようかとロフトに戻り布団をかぶる。しかし眠ることはできず、ぐるぐるとなんともいえない不安、将来のこと、過去のこと、焦りや漠然としたこの世の中のとりとめのない生きづらさを感じ始め、思考が悪い方向に囚われかけたので、眠るのは諦める。かといって何かしようとも思えない。よってこのように久々に日記を書き記すこととなる。

 


生理中から生理後にかけての不調から抜け出した8日を境にパタリと日記が途絶えたのは、いちいち日記を記している時間がないほどに行動力とやりたい事ごとに満ち溢れた充実した日々を送っていたからだ。机に向かえば依頼された作品、絵日記、コラージュ、アクセサリー作りと次々と「やりたいこと」が思い浮かび、実際にやるイメージがつき、行動力に満ち溢れ、集中力の続く限り思う存分楽しむ。ひととおり楽しむと次は食べたいものが浮かび、買い物に出かけるか、あり合わせのもにでインスピレーションに任せた料理をする。体を動かしたくなれば素早く着替えて散歩に出かけ、風呂に入りたくなれば素早く風呂をため読書でもしながら半身浴を楽しむ。新しい道をあるいたり、柔軟な発想で気持ちのコントロールができる。

 


調子が悪いと、この「やりたいこと」はことごとく「やらなければならないこと」に変ずる。そもそもまず、私は今何がしたいのか、全く分からなくて途方にくれるようになる。すると、何をすべきかを考えるようになる。私が今までやりたいと思っていたことは何かを思い出して、私がやりたいことなのだから、やれるはずなのだ、と自分に言い聞かせて、調子を上げるためにも今すべきことだとして、やってみてしまう。本当は調子が悪いのに、無理をして楽しもうとしてしまう。そうすると次第に、やりたいことであったはずの物事が、今やらなければいけない物事に変わっていて、膨大な「元やりたいこと」に追われる羽目になるのである。まさに、自分で自分の首を絞めて、苦しんでいる状態である。また、そもそも調子が悪いので、そのことに気づく心の余裕もない。

 


やりたいことが思い浮かばない。それをやっているイメージも湧かない。何もやる気が起きない。昨日と同じように机に向かう。机には紙もペンも、ビーズもマスキングテープも、全部昨日と変わらない姿でそこにあるのに、今日は全く魅力的に見えない。

 


やりたいことが自然と湧いてくるのは健康の証である。創作活動はもちろん、衣食住に関してもだ。体が、これが欲しいよとサインをくれる。それにしたがって行動する。シンプルであり、かつそれこそが充実した暮らしの形である。しかし体が何もサインをくれない時は、一体どう過ごせば良いのだろうか?

 


前回の食事から何時間経ったから食事でも取ろうか、栄養バランスを考えると、この食材とこのくらいのカロリー量がいいのだろう。1日経ったから仕方なく風呂でも入ろうか。昨日からの睡眠時間を考えるとそろそろ寝ようか。と、全て計算や慣習に頼って試みるものの、体からサインを受け取り、自然と行った時と比べると、得られる満足感も効能も格段に低い。最悪、やらなければならないこととして、無理に行ったせいで、いたずらに疲れてしまうことすらある。

 


体が何もサインをくれないということは、体が何もしたくないと申しているのだろうか。大人しくベッドに横になっているべきなのであろうか。おそらく、無理に何かするよりは、何もしない方が正解な気はする。しかし、何もしないからといって、横になり、眠れもせず天井を見つめていると、今度は精神がやられる。そういう日は必ずと言っていいほどに、思考がネガティブに偏っているからである。読書をしてもダメだ。ニュートラルな気持ちで文字を追うことができず、作者への僻みや粗探しを始めてしまう始末である。気分転換にと外に出かけたとしても、そういう日はハプニングが起こりやすいので、部屋に籠るのが吉である。困った、何もかもうまくいかない。

 


何もかもうまくいく日と、何もかもうまくいかない日にこうも差があっては、流石にちょっと、生きづらい。

 

 

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