自分らしく生きたい

自分の体験が誰かの生活のヒントになったらいいなと思います

少し、体調が悪くなってきた 生理1週間前 違和感と過ごし始める

 


はじめに

 

今年7月に上京し、人生初の一人暮らしを謳歌している23歳です。

 

月経前症候群を少しでも克服するために、その日の調子を振り返った日記をつけています。

 

自分の身体と心をもっと理解したいです。

 

 

#日記   #月経前症候群 #フリーター #20代

 

 

 

 

12月18日(日)生理1週間前

 


起床。10時半ごろ妹から電話がかかってきて、一旦起きるも二度寝。12時に郵便物が届き受け取るために起きるも3度寝。14時すぎて、ようやく起きる。

 


よく寝たがあまり頭はスッキリしない。疲れはとれたと思う。最近はとにかく寒いから行動開始が億劫。残念なことに、昼夜逆転のリズムが出来上がってしまった気がする。自分なりに、やりたい時にやりたいことをやればいいかと寛容に目覚めることにする。

 

シャワーを浴びて、即興で朝ごはんを作ったらすごく美味しかった。昨日初めて入った八百屋で安く買った椎茸とエノキをハサミでカットしてフライパンに入れる、軽く麺つゆをかけて炒めながら、目玉焼きを横で焼く。ベーコンを2枚投入して、スパイス塩とスパイス一味をふんだんにかける。スパイス目玉焼きキノコ丼ぶりの完成。きのこの出汁が出て食べ応え抜群でかなり美味しい。

 


身支度を軽く整え、朝ごはんをとっている間に16時近くなる。慌てて散歩に出かける。お日様の光を少しでも浴びたい。今日は、前から気になっていた東大横の坂の途中にある緑の本屋に行ってみることにする。散歩ルートを決めるために軽くGoogleマップを確認して、団子坂の手前の、根津神社に接する坂道を登り、東大の校舎に沿ってぐるりと半周する形で、緑の本屋に行こうと決める。

 


すっかり1日の終わりが漂う街の景色。夕焼け空へと向かう、淡いシャーベットブルー、パステルカラーのピンク、オレンジ、イエロー…柔らかなグラデーションを放つ空色に癒される。日曜日ということもあってか、それとも空模様の影響を受けてか、街の雰囲気自体が柔らかみを帯びている感じがする。穏やかな気配が漂う街から街へと歩き、東大前駅方面に坂道を登ると、いよいよ日暮れといった橙色の夕焼け空が間近に迫った。銀杏並木の交差点で銀杏と夕焼けを一枚の写真に収めた。先程根津神社の坂を登り切った後にスクールゾーンの住宅街に入ったが、外に寂れたベンチが(しかし物などが乱雑に置かれておらずスッキリと掃除されていた)あるファミマがあり、少し座って休憩した。初めて通る道の新鮮さを感じる、いい散歩になった。

 


緑の本屋に17時15分ごろついて、それから30分ほど熱心に店内で立ち読みをした。入り口にはこの店ならではのセレクトといった珍しい新刊の本や、カフェや趣味、本屋めぐりや谷根千散歩についての本といった、このお店に来た人ならば思わず手にとってしまうセレクトが並ぶ。中心に植物にまつわる本などあり、奥に進むと政治や経済、歴史、文学といった本が並ぶ。何だが心にそっと寄り添うような、心休まる本が所々、目につくところに配置されており、居心地の良い本屋だと思った。

 


長居させていただいたので、気になった一冊の本を購入して帰宅。18時。ポトフを仕込んで、今度は徹夜勤務で瀕死状態の勇佑のお迎えに行く。待ち合わせ場所は池之端の古本屋ほうろう。先に着いたので店先の古本、100円の文庫本を立ち読み。気になる本があったので初めて店内に入って手早く購入。今度はゆっくりお邪魔したい。

 


20時。ポトフを温めて、朝ご飯に作ったスパイス目玉焼ききのこを再現し晩ごはんに出すと、勇佑もすごく美味しいと絶賛して食べてくれた。

 


21時。軽く横になり、勇佑が寝付くのを見届けて机に向かったりなどする。今日も日記を書こうかと思ったがあまり熱心にしすぎてもいけない気がして絵日記の色塗りなどして過ごす。

 


0時。集中力が切れたので深夜クッキングを開始する。昨日買ったレンコンを使ってきんぴらを作ってみることにする。レンコンを輪切りの薄切りにして、こんにゃくは短冊切りにする。水気を飛ばしながらこんにゃくから炒めて、レンコンを投入したら、醤油、みりん、酒、砂糖で味付けする。一味をかけて、すりごまをたっぷりまぜこんで完成。結構美味しくできた。レンチンご飯とポトフと一緒にいただく。

 


お腹も膨れたし、何だかその後何もする気が起きなかったので布団に入ったが、眠れなかった。体がむずむずとして、まだ寝るには早いみたいだったが、かといって何もする気は起きなかった。布団に入ったまま目を瞑り、なるべく昼夜逆転から脱しようと試みる。これがもし朝にちゃんと起きていて、昼寝を軽くした後の、夕方の時刻くらいだったら、ファミレスかカフェにでも出掛けて、気分転換ができたのに。現在深夜3時。どこにも行きようがない。昼夜逆転はそこが困る。

 


朝を迎えかけていよいよ気持ちが焦り始める。お酒を飲んで酔って寝る作戦に移る。(追記 この頃はどれだけ目が冴えていようと、昼夜逆転はいけないことだと自分に課し、なんとかして眠ろうと躍起になっていた。後日、眠れないからと不安定になる様子の滑稽さを勇佑に指摘され、また不安定になるたびに、私は勇佑を頼ることで安定を得ようとした、そのことの危うさをさらに強く彼に指摘されてからは、無理に眠ることを諦め、眠くなるまでは起きている、1日を24時間としない、昼も夜も関係ない、そんな境地に至るようになる。)

 

健康には悪いが元気になれよと心の薬代わりにカップラーメンを食べることにした。それでも心のむずむずが発散されずにいたので、そろそろ人々の活動時刻に差し掛かる時間帯になってきただろうなどと、自分にゴーサインを出し、コンビニに出かけた。

 

外の空気はひんやりとして気持ちがよく、ゆっくりと深呼吸をしながら歩いた。夜空には三日月が輝いており、まだ暗く静かな街の夜空にひとり、ぽっかりと浮かぶその様子がなんとも美しく、吸い込まれるように眺めた。それから、ほろ酔い気分の私はクリスマスソングを陽気に口ずさみながら、近くに誰も歩いていないのを軽く確認すると、全身を使ってスキップをしたり回転したりしながら、夜道を思う存分楽しみながら歩いた。

 


買い物もひとしきり楽しみ、満足して帰宅すると勇佑が部屋に様子を見に来てくれた。ほろ酔いのままコンビニにいった話を嬉々として聞かせ、二人してカーペットに横になった。

 


私の、寝る前に発散したりないエネルギーに悩まされる話をしたら、思いのほか神妙な面持ちで熱心に聞いてくれて、それはアキレウスオデュッセウスだねなどと、神話に準えた話や彼の意見を聞かせてくれて、すごく嬉しかった。

 

私は、彼の聡明さと優しさが好きだ。一本の太くしなやかな軸がしっかりと通ったような、彼の生まれ持った穏やかさのおかげで、私は今日も眠ることができた。私は彼に助けられて生きている。私も彼の助けになりたい。午前7時、就寝。