自分らしく生きたい

自分の体験が誰かの生活のヒントになったらいいなと思います

疲労 鬱と生理の話

3月19日(火)

 


久々に、iPadに日記を打ち込む。一昨日、結構辛い鬱がきて、仕事終わりだったのだけど何日か分の疲労がドッと出たような感じで、慌てて入浴したのだけど、イライラと悲しみが同時に渦巻いて、沸き起こる破壊衝動を必死に抑え込むような感じ。お風呂から出て、鬼の形相で散らかった部屋を一気に片付けて、確か皿洗いもした、窓を開けて換気をし、部屋にはコロコロと消臭スプレーを満遍なくかけて、テキパキと机の上を整頓し、きれいになった部屋を見て満足、紅茶を淹れてまっさらな机に向かうと、やっと、少し、ホット一息つくことができた。手帳を開いて日記をつけた。鬼になっていた私を見てそっと自室に帰っていった彼氏が戻ってきて、それから深夜3時まで私は彼に私の過去の苦しみから最近の悩みまでを語って聞かせた。

 


うっかりピルを飲み忘れた。次の朝、運よくそれを思い出して服用した。調子は変わらず良くない。昨晩に引き続きイライラと悲しみが同時に渦巻いて、周りのことなんか気にしてられない、感情が表に出たまま、ふらふらと道を歩き、突然歌を歌ったり、ダンスをしたりする。かと思えば無表情になり、絶望したように立ち尽くしたりする。(心配した彼氏がスタバに連れて行ってくれた。)食欲がない、薄く吐き気がしたのはピルの副作用だったのかもしれない。その夜はあらかじめ夕食時から飲酒して、サラダと冷凍ビビンバを食べながらひなフェス2024の抽選動画を楽しんだ。作戦が成功し22時半ごろには眠った。

 


3日目はちょっと元気になった。一昨日の晩も昨日は1日かけて、彼氏がサポートしてくれた。いつも気長に話を聞いてくれるし、私のわがままにそっと付き合ってくれる。申し訳なさと感謝でいっぱいだ。

 


このところ、こんつめて絵を描きっぱなしだった。先月、彼が春休みになって、一緒に海へ行ったりカフェへ行ったり楽しく過ごした。そうして思いっきりリフレッシュができたら絵が捗って、海の絵もたくさん描いたし、新しい表現を思いついて、ハガキサイズの水彩紙に空のドローイングを次々と描き上げていった。あっという間に家族旅行の日がやってきて、それもすごく楽しくて美味しいものもいっぱい食べさせてもらって、帰ってくるとその楽しかった思い出をすぐに絵にした。絵を描く手が止まらなくて、朝8時ごろに目が覚めると(旅行に行ってから寝つきと目覚めが良くなった。0時には寝て9時には起きられるようになった、温泉の効果??)すぐに机に向かって、11時ごろまで絵を描き、軽く食事を取ったら散歩に行き、エクササイズをしたら再び机に向かい、夜まで絵を描き…といった完全にお仕事のように毎日コツコツ長時間机に向かった。

 


一昨昨日は、その仕事のように日々繰り返し長時間机に向かっていた疲れがまとまって出たのだ。私の絵は、仕事のように長時間机に向かっても人から報酬がもらえるわけではない。完全に自己満足で、要するにお金にならない。お金にならないくせに、元気いっぱい楽しく絵を描くためにはご飯はもりもり食べたいからお金がかかる。それにたまにはご馳走も食べたいし、自炊ばかりは大変だから、外食したりカフェに行ったりするためのお金が欲しい。絵の題材探しに旅行だってできれば頻繁に行きたい。頭の片隅で、絵をなんとかお金にしなければならないと焦る。もっと描きたい。毎日、好きな絵を好きなように描いてそれでお金をもらって暮らしたいと願う。もっとお金になる絵を描かなければいけないのではと、描く手が止まる。何を描くべきか、何に描くべきか、どんなふうに描くべきか、参考にとプロの絵を見て、私にこれができるだろうかと、ほとんどできない気がして、落ち込む。

 


(以下次の休日3月21日のSNS投稿。相変わらず落ち込んでいたので夕方から飲酒して暮れ行く窓の外の光を眺めながらぼーっとした。)

 


地球の大きさも 元素とか 人間の体の構造も 歴史も なんか 色々知ってる僕らが どういきるのか 何をするのか 知っていて何ができるのか 知らなかった頃の人類と何が変わるのか それが生きるとは何か といつも思ってます 絵を描く行為がその答えを探す行為だといつも思ってます 酔ってます

 


絵を描くといっても わたしは写生が好きで 写生とは、見えているものを見えているように描くという行為で そのとき私がみているものとは何かと 見るということ又は見えるということの要素を 一度分解してから、ひとつひとつ再構築していく作業をする そのときに初めて みえるようになる驚き

 


その驚きは、複雑なものを複雑なまま見ることの難しさ いかに私たちが日々目に映るものを自分の理解がし易いように簡略化してみているか、ということへの気づきと、新しさ

 


その新しさが私の生きがいなのだと思ったりする 酔ってます

 


さいきんがんばりすぎてる はやめに酒を飲んでchillしておく PayPay還元キャンペーン、終わっちゃう前に買いだめ

 


自分らしく生きたいってずっと思ってるけどそれってなにと考える 雇われて指示されてそれを遂行することで得られる生活の安定 そこに楽しみを見出せるか やりがいを感じられるか 自分で考え自分で遂行し自力で利益を出すことの楽しみと、苦労 かかる労力 不安定な生活 本当にそこに自由はあるのか 考える

 

 

3月27日(火)生理1日目

 


ピルを飲み始めて7ヶ月目の生理。

 


生理が来るタイミングがわかっていると、今日の体調不良の原因が何かを推測しやすいのがありがたい。

寝不足か、不摂生か、精神的な休息が必要なのか、運動不足か、冷えか。

そもそも、ピルを飲み始めてから生理前後のうつ状態、やる気が出ない、眠気が取れないといった症状が格段に減ってとても助かっている。

 


ただ、ピルを飲んでいても生理はくる。血が出ている間の不快感、不調から完全に解放されることはない。

 


今日は下痢と、下痢による腹痛に悩まされた。今日が生理であることは何日も前から覚悟していたから、今日は何もしない、安静にと思って、重い瞼を擦って午前11時ごろに目覚めたのだけど(昨日0時には寝たから驚異の11時間睡眠)なんだか布団にいるのも悔しくて、何かしたい、アルバイトがある日は生理だろうが働いてるんだから、何かできるはずだと、まず朝ごはんを作って、でも案の定失敗して(目玉焼きを焼くのに油を引き忘れて見事全てフライパンにくっついて剥がしたら粉々になった。キャベツも千切りしたつもりが百ギリって感じで彼氏にうわぁって蔑んだ眼差しで見られて彼氏のリクエストだったのに全然食べてくれなかった)私は料理の見た目なんて気にしないから美味しくいただいて机に向かって好きな色塗りを始めた。体の冷えが気になったからお腹と背中にカイロを張ってやる気は十分!チョコラBBの栄養剤まで飲んでドーピング。なんだか調子が出てきた。最近お気に入りの、あつ森のインテリアとどうぶつたちの動く様子を見ながら聴ける作業用BGMをYouTubeで流しながら、1時間ほど色塗りに没頭した。彼氏が二度寝から目覚めたので、今日は久々の快晴だから散歩にでも行こうかと誘って外に出た。これがいけなかった。往復30分ほど歩いたら見事にお腹が冷えて、腹痛。予定していたカフェまでなんとか我慢できたが、案の定下痢。ランチはとても混雑していてなかなか注文した料理が出てこなかったけど、店内が暖かかったおかげで冷えた体を休めることができた。

 


16時に帰宅して、彼氏ともう夕方だね、一日あっという間だなんて話して、私は再び机に向かった。彼氏はロフトでYouTubeを見たりゲームをしていたみたいだけど17時を過ぎるとお昼寝を始めていた。私も流石に集中力が続かなくて、昼寝でもしようかと思ったけれど、なんだか頭が変に興奮していて、生理のせいで貴重な休日が丸一日、潰れてしまうことへの苛立ちに耐えられない気持ちで、もしかしたら栄養剤なんか飲んでドーピングしたせいで体が休まらないのではと悔しくなって、こういう時はと、早めに入浴することにした。

 


あつあつのお湯に浸かっている時間が大好きで、汗をかきながら長時間(30分から1時間弱)浸かってから体をピカピカにして外に出ると、体が軽くなって気持ちもスッキリする。高校時代に友達とよく聞いた大森靖子のお茶碗とかハヤトチリとか絶対絶望絶好調とか君と映画とかミッドナイト清純異性交友とか熱唱しながら髪を乾かして、ヘアオイルを間違えて顔に塗りたくっちゃったからやっぱり今日は生理で疲れてるんだなと再認識して、でも勢いでいつも通り部屋の掃除をして、今日やらなきゃなって私を苦しめていた額縁の色塗りも勢いで始めた。大森靖子流しながら、机に新聞紙ひいてアクリル絵の具を木にペタペタ塗るのがなんか楽しくて、笑顔になった。最近、Xで「大森靖子の歌詞に1ミリも共感しない子供が育ったら成功」みたいなこといってる人がいて、悲しかった。うざいとかきもいとか嫌いとか、そういう訳もわからない苛立ちを、うざいとかきもいとか嫌いとかって言葉を吐いたところでなんか違うそのモヤモヤを、あんな素敵にかっこよく歌にできる人って天才だと思う。私も含め、女の子だからイライラしたり悲しくなっちゃうことって絶対あって、そのイライラと悲しみの放出の方法を教えてくれる大森靖子は偉大だ。大森靖子表現者で、私たちは彼女の表現に共感することで表現できる。表現者ってなんて偉大なんだ。表現できなくて殺される人っていると思う。

 


一通り色が塗れたらやっぱり疲れてしまって、イライラが復活してしまって、そろそろお腹が減る時間だと思ったから早めに支度をしておくことにした。昨日の大根の煮物の残りにレンジでチンした鶏肉を入れるだけだけど、キッチンが散らかっていることにイライラした。今月の生理はイライラもひどいなと思った。昼寝から目覚めた彼氏が私の様子がおかしいことに気づいて、皿洗いを命令したらすぐにしてくれた。その間に私は鶏肉と大根を喰らって、日記を書くことにした。

 


画家か、イラストレーターになりたいから、絵を描かなきゃいけないのに、お金は必要だから2、3日に一回は一日中バイトに行かなきゃいけない。休日どれだけ絵が描けるかが私の関心ごとで、いつも真剣だ。必死だ。だから、生理なんてなければいいのに、毎月、貴重な休日を潰される。本当に悔しい。

 


彼氏が、私の額縁の着彩が大失敗していることに気づいて、もう一枚をやり直してくれている。余っていたキャベツも自分でお店の人みたいに綺麗に千切りにしてジップロックに入れて大事そうに冷蔵庫にしまってた。彼氏は休むのがうまくて(ただグータラしてるんじゃなくて、他に別にやることなくて必要だから休んでいるのだ)。やる時にちゃんとやれるやつだからほんとすごい。